練習の時、急にはじめても初めのうちは動きが悪く感じたり、身体が重く感じることってありますよね?
試合の時も同様で多くの選手が初戦では本来の実力を発揮することができません。ましてや自分の試合が始まるまでに何時間も待たさせると急に全力で動くことなんてできませんね。
しかし、練習や試合の前にしっかりとアップを行えば練習や試合の序盤からしっかりと力を発揮することができます。
また、アップを行うことは怪我の防止につながることもわかっています。
しかし、どのようなアップをすればいいのかわかっていない方が多いのも事実です。このページでは練習や試合の前におすすめアップのやり方を紹介しています。
アップを行う3つのメリット
- 練習の序盤からしっかり動ける
- 試合の序盤から実力が発揮できる
- 怪我の防止につながる
- ルーティン化すれば試合前の気持ちの整理になる
ブラジル体操
僕が最もおすすめしているアップは「ブラジル体操」です。
聞いたことかない方も多いかもしれませんが、主にサッカーのアップに用いられており、プロの試合でも選手達がアップの時にブラジル体操を行なっているシーンがよく見られます。
ブラジル体操は適度な負荷をかけながら行う体操で項目もそれなりの数ありますので終わった頃には冬でも軽い汗を掻くくらいは体が暖まります。
ダイナミックストレッチ
手足を動かしながらのアップという面ではブダジル体操と近いですがブラジル体操とと比べると動きが大きくゆったりとしたものが多いのが特徴です。
こんなので体が暖まるかと思われる方もいるかもしれませんが動きが大きく全身を使うため、思ったよりもすぐに体が温まります。
ラダーやハードルを使ったアップ
ラダー
ハードル
ラダーやハードルを使って細かいステップを踏むアップの方法です。動きが早いためブラジル体操よりも高い負荷がかかり、息が上がります。
僕はブラジル体操やダイナミックストレッチで暖まったあとに、軽く取り入れています。
試合の前はラダーなど無しでステップだけ踏みます。
暖まった状態でストレッチ
動きのあるアップで身体が暖まったらストレッチを行います。
やはりスポーツをする上で怪我のリスクは付きまといます。少しでも怪我をしないようにストレッチにはそれなりの時間を割くようにしています。
しっかりと身体が暖まっていれば寒い冬の時期でもストレッチに時間をかけても、そこまで体が冷えることはありません。
テニスプレイヤーのためのストレッチ(テニスの拳)|YouTube
日頃の練習からルーティン化
試合前のアップは面倒に感じる方もいるかもしれませんが試合開始直後から本来の実力が発揮できるというのは大きなアドバンテージとなります。
特にテニスというスポーツはサッカーや野球のように一発逆転がないため序盤の流れが非常に重要です。
草トーや市民大会であればノーアドバンテージの試合も多いことでしょう。はじめの4ゲームを1-3で終えるのか3-1て終えるのか、はたまた2-2なのかでメンタル面でもかなり違ってくるのではないでしょうか?
試合の前半に力が発揮できずな悔しい思いをしたことがある方はぜひ今回紹介したアップを取り入れてみてください。
また、今回紹介したアップは試合前だけではなく日頃の練習前にも取り入れるのがおすすめです。
慣れてないとアップの動きを覚えるのも大変ですが習慣化してしまえば難しいことはありません。
日頃の練習からアップをルーティンにしておけば試合の日に気持ちを落ち着かせることもできますので一石二鳥です。