学校によって審判のコールが違う

学校によって審判のコールが違うので戸惑うときがあります。本当に正しいコールの仕方はどのようなものなのでしょう。細かいとこは気にしてはいけないんでしょうか?(00/12 あいさん)A:「学校によって」とは、大学テニスのことではないかと思います。(そうですか?)
本当に正しいコールの仕方は、ごく簡単なことで、TVを見ればすぐわかります。ウインブルドンやUSオープンのグランドスラム大会がその標準となります。
しかしながら、大学テニスの実態は、その標準とかけ離れているようです。「大学の伝統」とやらがあるらしいのですが、その大学にせよ、「テニス」をプレーしているのでしょうに、なぜ、世間とかけ離れたことに固執するのでしょうか。日本の悪しき一面の縮図を見る思いです。
ITF及びJTAが示している審判のコールや方法が、難しいこともない「標準」なのにです。
例えば、あいさんも、主審の他に、「副審」とやらを見たことがあると思いますが、「副審」なんて、テニスの世界には、定義されていません。「テニス」は世界スポーツであって、プレーも審判方法も一つのやり方しかないのです。
それなのに、「大学テニス」ときたら、別の審判方法を取っているようです。なんとかならないものでしょうか。
「コートの友」に標準の審判方法がわかりやすく書いてあります。
また、日本国内でも、ジャパンオープン、東レパンパシフィック、全日本テニス選手権等の公式大会をご覧になれば、標準の審判法をいくらでもご覧になれます。
いわゆる「大学テニス」は、別の審判方法をとっているらしいこと、そして、これは日本のテニスにとって、マイナスだということを認識なさってくださるようお願いいたします。
あいさんもおっしゃっている「細かいとこは気にしてはいけないんでしょうか?」という感想は、「標準方法で審判が行われていればプレーに専念できるのに」という意味に解釈すべきだと思います。プレーに専念した方がテニス技術の進歩に寄与することだととても思うのです。
(大学って、世界の最先端の情報を取り扱う場ではなかったのかしらん。)(01/01 Tenez Boyさん)

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