サービス時のエンドの間違い

ファーストサービスを打ってフォルトになった。エンドチェンジを忘れていたことに双方(サーバーとレシーバー)が気づいた。すぐにエンドを交代した。サーバーはもう一度ファーストサービスから打てるのでしょうか。(99/12 大山さん)A:このケースでは、サーバーとレシーバーを間違えたのではなく、サイドの間違い(デュースコートサイドでサービスすべきところをアドバンテージコートサイドからファーストサービスしてしまったというような)と同様のケースであって、”間違いが発見され次第、正す”というルールの基本(例外もありますが)に則って本来のエンドからサービスするというところは問題ないと思います。
そして、相手サーバーが間違えてファーストサービスをフォールトしたわけではないので、(サービスサイドの間違いと同様に)セカンドサービスからサービスするというのが妥当ではないでしょうか。(コートの友(99年版)p56のタイブレークゲームにおけるサイドの間違い参照)
但し、ファーストサービス後、エンドの間違いに気づいて次のセカンドサービスをするまでの間、時間がかかった(たとえば1分以上)などの場合には、特にセルフジャッジの場合には、双方の了解の元にファーストサービスからとした方が妥当なような気もするのですが。(00/01 すまいるさん)

この試合がセルフジャッジかSCU(ソロチェアアンパイア)等で主審が居る場合では違ってくるのではないでしょうか?
セルフジャッジの場合:サーバー、レシーバー共に間違えており他人や相手方からの妨害は発生していません。故にセカンドサーブではないでしょうか?(両者が了解すれば当然ファーストサーブでも結構です。)チェンジエンドにかなり長い時間が空いてしまいますが責任は両者で誰も責めることができません。
SCUの場合:SCUは試合をコントロールします。エンドチェンジをSCUが間違えたことに繋がるのでオフィシャルヒンダランス(主審の妨害?=ちょっと厳しい表現)と考えられます。この場合はSCUの判断でファーストサーブのやり直しが可能と推測します。(00/01 みやさん)

 

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