サービス前にラケットでボールをつくとフォールト?

昔、多摩社会人実業団のダブルスの試合で私のサーブ時に左手で持っていたボールをラケットで下に突いたら、相手はそれはフォルトになるので・・・と注意されました?
私はそんなの初めて聞いて、仲間にその場でコートの友で調べてもらいましたがわからず結局相手の言うとおりに行動しました。
相手が言うには左手で持っているボールを直接下に突けばフォルトでは無く、私の様に直接ガットに当てて下に突くとフォルトが成立する??と言ってました。これは正しいのですか????
ラケットのテイクバック前にプロでもボールを下に突いたりしていますがこのテイクバック前に動作の制限事項はあるのですか?? また、もしこの事項が正しく無い場合、言い出した相手に対して妨害等は成立するのでしょうか??(00/06 Mr. Herさん)A:サーブについて規則7のJTAの説明に、「サービスはサーバーがレディーポジションをとったときに始まり、ラケットがボールと接触したときか、空振りしたときに終わる。これを「サービスを行う全期間」という。ここでいうレディーポジションとは、サーブしようとしてボールを空中へ放り投げる寸前の、サーバーの動作が一瞬静止するときをいう。」とあります。
したがいましてレディーポジションをとる前に手やラケットでボールをつくのはサーブの全期間に含まれませんので、フォルトにはなりません。
JTA説明の後段、レディーポジションの定義がコートの友に記載されたのは1998年からで、1997年以前はありませんでした。それまでは、サーブのレディーポジションはベースラインに立った時と解されていたと思いますので、ベースラインの後方に立って手でボールをついたりしているときもサービスを行う全期間に含まれていたと思います。それで、手ではなくラケットでボールをついたときにフォルトになると言われたのではないでしょうか。(00/06 Mr. Herさん)

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