イン/アウトの判定

ラインぎりぎりに落ちるボールのアウトやフォールト判定に関してなんですが、ライン1センチ位外にボールマークができるような場合、特に、サイドラインなんかでは相手側からはボールがラインにかすかに乗ったように見えます。でもボールはコート内に接地していないため当方はアウトもしくはフォールトと判定しています。これは正解なんでしょうか?ちなみにボールマークが確認できないときはインとしています。(00/06 たけるんさん)A:ボールのイン/アウトはラインの外側とボールに隙間があるかどうかで判定します。目視確認した時にどの程度の間隔を隙間と判断するかによりますがボールのフェルト1本がライン外側に掛かってもインと判定され、0.1mmの隙間でもあればアウトの判定になります。現実的にフェルト1本や0.1mmを目視で確認することは不可能です。1cmの隙間があるとアウトと判断されるたるけんさんは相手にとって良心的でセルフジャッジの基本を理解された方に思えるのでこのように考えてプレーされると気持ち良く試合ができると思います。(プレーヤー全員がこうであってほしい。) 
実質的にはご指摘のとおり1cm前後で判定されていると推測します。 なお、ボールマークインスペクション(以下BMIと省略)は大きく2つの原則がありますがご存じですね。蛇足として
1.クレーコートで行う。(その他コートでは実施しない。オムニコートやハードコートは実施できません。)
2.ポイントスタンド等でアウトオブプレイになったボールのみ行う。プレーを継続した場合は「ラリー中にアウトがあっても」インのままです。
ローランギャロスは先月終了しましたが主審が結構BMIをやっていました。隙間が見つからなければインですしボールマーク自体が見つからない場合はオリジナルジャッジが成立します。 時々ボールマークを足で消す選手がいますがこの場合は「インを示す。」と「コートの友」のどこかに記載されています。
さらに蛇足、昨年の女子決勝ではヒンギスがボールマーク確認にグラフのコートまで歩いてゆき「コードバイオレーション」を取られていました。選手はボールマーク確認に相手のコートに行ってはいけないと言うことです。(00/06 みやさんさん)

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