ネットタッチ

先日のセルフジャッジのダブルスでネット際のボールをボレーし,相手が返球し,再度ボレーした後で前のボレーの際に私がネットタッチをしたと相手がアピールしてプレーを止めてしまいました。私はネットに触れていないのでその旨を主張しましたが,このままでは後味が悪いのでレットとしてポイントをやり直しました。
このようなケースでポイントレットにしてはいけないことは知っているのですが,やむを得ない処置だったと思っています。教えていただきたいのはセルフジャッジの試合でネットタッチはどちらに判定の義務・権利があるのかということ,および相手にその権利があるとすればいつの時点でアピールする必要があるかということです。
またセルフジャッジの試合でよく問題になる2バウンドする前に打ったかどうか(ノットアップ)の判定はどちらがすべきなのか教えてください(00/10 KAさん)A:このようなファウルショットについては、セルフジャッジの場合は、性善説とスポーツマンシップに則った自己申告制です。
他に、ラケットでワンタッチしたなども、よく起こります。もちろん、ネットに体が寄りかかってしまったり、誰が見ても明らかなファウルについては、誰もが認めるでしょうが、ノットアップなどは、状況によってはとてもむずかしい判定になります。
でも、あくまでも、スポーツマンシップに則って、自ら相手に申告することに尽きます。打った自分の判定だからといってごまかそうとするのは、いわば、オンラインを「アウト」と判定することと同列になります。
このケースでは、国府田さんが明らかにネットタッチをしていないのですから、相手がどうこういう筋合いのものではありません。すなわち、相手があまりにも「相手を信用しない」というアンスポーツマンシップだったということだと思います。
ともかく、テニスは、正直に判定し合ってこそ成り立つスポーツだというのを皆さん理解していただけると、もっと本来的に楽しめるますよね。(00/10 Tenez Boyさん)

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