けいれん等でのタイムバイオレーション

けいれん等で動けない場合はタイムバイオレーションとコードバイオレーションをどう使い分けたらいいのでしょうか。(04/06 NYさん)A:試合中のケイレンについて(コートの友2004年版 P100~101)
国内のルールでは、ケイレンについての救済措置はありません。ケイレンは自然的体力の消耗とみなし、プレーが再開できるまで、そのプレーヤーに対し、ポイント・ペナルティー(コードバイオレーション・不当なゲームの遅延)制度のスケジュールにしたがって罰則を科し続けます。ただし、医師やトレーナーなどが常駐し、国際ルールに準じて3分の治療時間を取れる趣旨が大会要項に記載されている場合には1試合につき1回3分間の治療時間が取れます。
国際大会では、どんな小さな大会でも医師もしくはトレーナーの常駐が義務付けらているため問題ないのですが、国内の大会では、費用の問題で多くの大会で医師等がいないのが実情です。明らかにケイレンとわかる場合はいいのですが体力の回復を目的としてケイレンを装う場合があるため、それを判断する方がいないので治療を認めていないのが現状です。
しかしながら、ルール講習会で、コートの友の編集者である姫井氏が、ケイレンについても国際ルールに準じて、1試合に1回3分間の治療時間を認めるよう検討したいとの発言もありましたので、来年以降対応が変わる可能性もありますので注意しておいてください。(04/06 kodamaさん)

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