プレー中1ポイントごとに相手パートナー同士が会話

先日、小さなリーグ戦に出た時のことです。ダブルスだったのですが、1ポイントごとにパートナー同士で話し合いを続けるペアがありました。転がったボールを拾いにいった後でも 長々と話しています。2面で並行して試合をしていたのですが、片方だけがどんどん遅れる始末です。実際に対戦しても あまりに間があくので、イライラしてしまいました。それが、その人たちのペースなのかもしれませんが、20秒はか~るく超えているのが、1ポイントごとに続く今回のケースの場合、どう対処すればよいでしょうか。もちろん セルフジャッジです。(04/08 気長待造さん)A:1ポイント終了ごとのパートナー同士の会話については、次のように考えます。
日本のテニス規則「コートの友」の規則29にはポイントとポイントの間の中断は、20秒以内と定められています。プレーヤーの不可抗力でシューズの不具合などが生じない限りポイント終了後、次のサービスを打つまでは20秒以内で行わなければいけません。
ポイント毎に故意に20秒をいっぱいを使ったり、故意に20秒を度々超えるような場合には、「倫理規定」のポイントペナルティー制度による罰則の対象になり、コードバイオレーションの対象になります。
原則としてアンパイアがついている大会で採用されますが、セルフジャッジの試合でも、まずは相手プレーヤーに他方のプレーヤーが注意を与えたり、レフェリーや大会関係者を呼んで注意を与えたりすることができます。
それでも同様の状態が続くときには、レフェリーなどによってコードバイオレーションが課されます。(04/08 すまいるさん)

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