セットブレークのドリンク(2)

「セットブレーク」ルールの意義と主旨はわかりました。ということは
たとえ1セット目でも1ゲームあとのエンドチェンジのさいに多少のドリンクを口にすることは時間の短縮を妨げるものでなければOKというふうにとらえてよいのですね?
スポーツマンシップにのっとるのがテニスの第一条件なんでしょう。
ちょっと細かいかもしれませんが、たとえば審判の立場にいる時、このような共通の認識がないプレーヤーが「セットブレーク」なのに飲み物を飲んでいいのか?とクレームをしてきた場合はあきらかな時間オーバーしてなければかまわないというように答えていいんですね?(00/10 princessさん)A:そうなんですね。審判の立場にいるとき、飲み物を口にした選手の相手の選手からクレームがきた場合、どう対応したらよいか。対応がむずかしい面もあります(むずかしくしてしまう面もあります)。
あげ足をとる議論をするつもりは毛頭ありませんが、例えば、princess さんの「あきらかな時間オーバーしてなければ」という会話に対して、その選手から「どんな時間オーバーなんです?」と来た場合、主審の手持ちルールには、20秒ルールしかないわけで、みずから説明ができなくなってしまいます。
ここで、例えば、「ちょっと水を飲むくらいならいいんです。」ぐらいの返事ならどうでしょうか。墓穴を掘らなくてすむかも知れません。
もう一つ、これもあげ足とりではありませんが、「時間の短縮を妨げるものでなければ」より「休憩しなければ」ということだと思います。微妙な違いですが。
審判の立場というのは、全体が「公平に」うまく流れるようにすることを主目的にしながら、ルールを適切に運用することが求められています。
審判のマナーも常に動いています。発展している、または、洗練されてきている、とも言えます。できるだけ機会をとらえて、プロトーナメントの審判の現場を観察することが、とても大切なことだと思います。 (^_^)(00/10 Tenez Boyさん)

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