隣のコートからボールが

試合中、私が返球した後、隣のコートからボールが転がって来て私の足下に来たのですぐレットをかけました。しかし、相手は「私は、レットのコールが聞こえなかったし、貴方の返球は甘かったので私はそのボールを決める瞬間だったので貴方のレットは認められない。」という申し立てでした。 
でも私はレットのコールをしていたのでレフリーを呼び確認したのですが「レットになるかどうかは相手のプレーヤがそのレットに気が付いていたかどうかでもし相手が気が付いていなければそのレットは無効であり相手が打ったボールが決まっていたならば貴方は失点する」という判定でした。レットは相手が気が付いてその事に同意しなければ有効とはならないものなのでしょうか(00/08 初心者さん)A:インプレー中に隣のコートからボールが侵入してきた場合には、「相手が気がついてその事に同意しなければ有効にならない」というものではなく、いつでも「レット」をかけられます(国内大会で日本テニス協会のルール(JTAルール)が適用される大会では)。
JTAルールが適用される大会では、アンパイアがついている大会でもアンパイアだけでなく、双方のプレーヤーが「レット」をコールできます。(注)
セルフジャッジの試合では、双方のプレーヤーにその権利があります。侵入は、自分のコートに入ってきた場合だけでなく、相手コート内に侵入ボールについても同様に「レット」をかけられます。
国際大会(国際ルールが適用されます)では、このような場合の「レット」コールはアンパイアだけしかできません。参考までに。(00/08 すまいるさん) (注:2003年以降、このようなケースでアンパイアがついている大会では、国際大会と同様、レットをかけられるのは「アンパイア」だけで、『プレーヤー自身はプレーを停止させられません』と改訂されました。セルフジャッジの試合では、双方のプレーヤーがレットをかけられます。(審友会事務局)

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