試合開始の合図

野球では試合開始の際、主審が「プレイボール」もしくは「プレイ」と一声放ちます。では、テニスの場合、この「プレイボール」に該当するような、試合開始の合図となる審判の台詞は何かあるのでしょうか。(01/02 HAIKEIさん)A:試合開始時に主審が一言放つ合図となるせりふは、「プレイ」です。
セルフジャッジのときでも、最初のサーバー側になった選手が「プレイ」といいます。
その他、似た主審の台詞に「レッツ・プレイ」というのがありますが、あたかも「遊ぼう」とか「テニスしよう」というようでもありますが、実はとてもシビアな台詞ということになっています。
例えば、選手がジャッジ等に不服で強引に抗議を続けているときなど、主審が抗議の内容について、十分に合理的に説明したと判断した場合、それでも選手が試合を再開しないときなどに、最後の台詞として放つ言葉ということになっています。主審が「レッツ・プレイ」と言ったなら、20秒を計り始め、20秒経ってもサービスが打たれないならば(もしくはレシーブの体制がとられないならば)、「コードバイオレーション・アンリーズナブルディレイ(理由のないゲームの遅延)」が課されることになります。
ですから、「レッツ・プレイ」は、主審にとっても選手にとっても、あまり使いたく聞きたくないシビアな台詞なのです。(01/02 Tenez Boyさん)

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